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掲載日: 2025年4月24日

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こまめな温度管理で健苗育成!        適期に移植して初期生育量を確保!!

米づくり技術情報No.3(PDF:790KB)

今後の気象

 4月24日発表の東北地方の1か月予報(4月26日~5月25日)では、平年に比べて気 温は高く、日照時間は平年並みか少ない見込みです。特に5月3日から9日の気温が平 年より高くなる見込みです。

当面の技術対策

(1)育苗ハウス内の温度変化に注意!~晴天時は高温障害発生の恐れ!~

   曇りで気温が低くても、日中、わずかに晴れただけで育 苗ハウス内の温度は急激に高まります。育苗ハウス等の換 気を積極的に行うなど、育苗ハウス内の温度上昇を抑えま しょう。

  緑化期以降、育苗ハウス等の温度は、日中は20~25℃で管理し、夜間は8℃を下 回らないようにして、徐々に外気に慣らしていきます。早めにハウス外に近い環境 で管理するように心がけましょう。

(2)根張りを良くする水管理

 かん水は、床土の乾き具合や苗の水滴の付き具合を見て判断し、午前中の早い時間に たっぷりと行いましょう。なお、夕方や夜間のかん水は、床土の温度を下げ、根張りが 悪くなるので避けましょう。

(3)田植えは天気の良い日に

  田植えは、天気予報を確認し、風が弱く温暖な日を選んで適期に行いましょう。 低温や強風の日の田植えは、活着や初期生育が劣るので避けましょう。

 栽植密度は生育、収量、品質に大きな影響を及ぼします。最適な栽植密度は、 ㎡当たり21~23株です。植込本数は株当たり4~5本として ㎡当たり100本程度となるように移植しましょう。

STOP! 農作業事故
春季農作業事故防止運動強化期間(4/1~6/10)

お問い合わせ

県産米戦略推進課  

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