掲載日: 2025年4月15日
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山形県内のさくらんぼの生育状況をお知らせします。ソメイヨシノは県内各地で満開となっていますが、さくらんぼの花はまだ蕾の状態です。
【生育状況】(4月15日現在)
・さくらんぼの生育は平年並みと見込まれます。
・主力品種である「佐藤錦」は花芽がどんどん大きくなっています。
・「佐藤錦」の満開期は、今後の気象状況にもよりますが、平年並の4月20~25日になると予想されます。
【管理作業】
・さくらんぼは、降霜の被害を受けると雌しべが凍結・枯死して実が成らなくなります。雌しべは開花直前が最も低温に弱くなります。生産者はさくらんぼの雌しべを守るため、樹の周りで火を焚く対策(燃焼法)のほか、樹上からスプリンクラーで散水し、水が凍る際に発する熱で花芽を守る対策(散水氷結法)などを実施しています。
「佐藤錦」の花芽
(4月15日 園芸農業研究所)
「紅秀峰」の花芽
(4月15日 園芸農業研究所)
燃焼法による防霜対策
散水氷結法による防霜対策
お問い合わせ
問合せ先/023-630-2249
関連情報
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