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無加温ハウスを利用した冬期の野菜栽培

夏秋野菜の収穫が終わったハウスを有効に活用して、ほうれんそうや小松菜などの野菜を栽培してみませんか。
これから、栽培を始められる野菜は、ほうれんそう、水菜、小松菜などです。保温カーテンなどの資材を活用しながら栽培するので、来春の作付けに支障をきたさないように、栽培期間を考慮して、栽培する品目を選定しましょう。
果菜類の後作の場合は、土壌中に肥料分が残っていることが多いため、土壌分析を行い、結果に応じて、施肥量を減らすか、無肥料で栽培します。また、播種前に灌水チューブなどで、ハウス全体に充分灌水し、土壌水分を確保しておくと、生育中の灌水はあまり必要ありません。
播種は、溝底播種をすると、発芽が揃い生育も早くなります。方法は、うねの上にL字鋼などを用いて深さ5cm程度のV字型の溝を作り、その底に播種します。さらに、この上に不織布等の被覆資材によるべたがけを行って、生育促進と凍害軽減を図りましょう。

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